東北営業所・神山次長
どの現場でも誰に対しても、
自信を持てる技能が身につく。
PROFILE
東北営業所・神山次長
2003年入社
笑い声が上がる現場には、信頼関係がある
鎌田工業に入社したきっかけを教えてください。
もともとモノづくりが好きで、高校では土木、短大では建築を学びました。建築業界を選んだのは、父の影響が大きいですね。父がクレーンのオペレーターをしていたので、小さいころから工事現場は身近な場所だったんです。最初に勤めたのは、社寺仏閣を専門に扱う建築会社。その後、縁があって鎌田工業に入社したという流れです。
現在の仕事内容は?
現場代理人の仕事です。現場代理人というのは、元請け会社さんが選任する、建築現場の責任者です。現場にはたくさんの下請け会社さんがいるのですが、現場代理人はその中のトップという位置付けになります。作業が滞りなく進むように指揮・監督したり、お金のやりくりをしたりする仕事です。
現場代理人として大切にしていることは何でしょうか?
現場代理人は数百人単位の下請けさんを率いる仕事なので、リーダーシップが必要です。私が守っているのは、「声が大きい・明るい・気配りができる」の3つ。とくに大切にしているのは、現場のコミュニケーションですね。
といっても難しいことをしているわけではなく、仕事の合間にくだらない笑い話をしながら、自分自身も楽しんでいるという感じです。でもじつは、笑い声が上がる現場をつくると、自然に連帯感が生まれるものなんですね。仲間意識が強くなると、別の現場に行っても率先して協力してくれるようになる。緊急事態が発生しても、電話一本で駆けつけてくれる。こうした信頼関係を築くのは、大勢を率いる現場代理人にとって、とても大切なことだと思っています。
人にはそれぞれ、持っている力が開花するタイミングがある
若手社員の指導方針を教えてください。
いろいろな現場で経験を積んでもらうのですが、一つの現場が終わったら、違う上司のもとに配属するようにしています。なぜかというと、現場代理人として独り立ちするには、自分のやり方、形を見つけないといけないからです。一人の上司だけに付いていると、そのやり方が自分に合うのか合わないのか、判断できないですよね。
人にはそれぞれ、持っている力が開花するタイミングがあると思うんです。さまざまなタイプの上司に付いて経験値を上げることで、開花する機会が増えると考えています。
部下の成長を実感したエピソードは?
ある現場に若手社員を配置したときのことです。仕事が重なって、私がなかなか現場に顔を出せないことがあったんですね。当然、部下には現場で仕事をしてもらっていたわけですが、後になって下請けさんたちから、部下を飲みに連れていったという話を聞きました。そのときは嬉しかったですね。飲み会に誘われるというのは、周りから認められた証しでもあるので、一段成長したんだなと思いました。
この業界は、人付き合いも大切な成長のステップなんです。たくさんの下請けさんと信頼関係を築いて、数年後も協力し合える仲間をつくってほしいなと思います。
社員や職場の雰囲気を教えてください。
職場は気さくで明るい雰囲気だと思いますよ。社員は、個性的な人が多いかもしれないですね。とくに現場を任される課長クラスになると、自分の意見をはっきり言えないといけないですから。それぞれに仕事に対する信念を持っていて、色とりどりの個性を発揮していると思います。仕事で意見がぶつかることはあっても、みんなとても仲がいいですよ。
どの現場でも誰に対しても、自信を持てる人材に
鎌田工業の強みは、どんなところだと思いますか?
当社の現場代理人は、監督者として必要な知識はもちろん、施工計画から見積もりまで、あらゆる業務に精通しているんですね。同業他社さんだと部署が分かれていることがほとんどなので、たとえば、図面を引いてと言われても、すぐに対応できないことがあります。当社の場合、現場代理人が図面も引けるし、全体を見渡して判断できるだけの技量を持っているので、無駄がないんです。
たとえば一つの計画が持ち上がったときに、単に「やれます」だけでなく、当社では「この方法だと120万円だけれど、こうしたら70万円でできます」というような提案もできる。そういう意味で、社員一人ひとりの技量の大きさが強みなのかなと。何より、どの現場でも誰に対しても自信を持てるのは、大きな価値だと思いますね。
入社を検討している方に向けて、メッセージをお願いします!
建築現場を取りしきるリーダーとして活躍したい方は、当社を本当におすすめします。求められる技能は多岐にわたりますが、その分、仕事のやりがいも大きなものです。たくさんの人に関わりながら、いろいろな経験を積んで、信頼という財産を築いてほしいと思っています。一人前になるまでは、私たちが精一杯サポートします。未経験からのスタートでも、やる気があれば大丈夫。熱意ある方をお待ちしています!